つとむューニッキ

つとむューの日記です

[[今週のお題]]: 雨が降り続けるゲームがあった

今週のお題は『雨の日の楽しみ方』とのこと。
映画で思いつくのは、『雨に唄えば』とか『言の葉の庭』かな。
でもオレはあえて、『シンフォニック=レイン』というゲームを取り上げてみる。
というのも、オレが小説を書いてみたいと思うようになったきっかけの一つなのだから。


シンフォニック=レイン』の舞台は、一年中雨が降り続けるピオーヴァという街。
音楽学院に通う主人公は、音楽修行(つまり音ゲー)を通して女の子たちと知り合いになっていく。
そして、最後のシナリオの前に明かされるのは、なんとも衝撃の事実。
その時の驚きはいまだに忘れられない。そんなストーリーを書いてみたいと強く思った。


『シンフォニック』を冠するように、このゲームの魅力はシナリオだけではない。
岡崎律子氏の音楽が、曲、歌詞共にゲームに溶け込んでいて本当に素晴らしい。
元々はPCゲームだが、今はSwitch版も発売されているという。
雨音に包まれながらノベルゲームを楽しむなら、最適な選択なんじゃないかとオレは思う。


あっと驚く真相をラストに――そんな目的を持って、オレは某所の企画に参加している(つもり)。
残念ながら、シンフォニック=レインを彷彿させる作品を生み出すまでには至っていない。
ラストの真相という点では、『ある暗がりで、小さな温もりを』がまあまあだったかな。
最新作『学校委員長は見ているゾ』も、連発する小ネタをラストの伏線にしたのが良かったのかも。




はてなブログ 今週のお題「雨の日の楽しみ方」
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[[今週のお題]]: 夢の家飲み

今週のお題は『家で飲む』とのこと。
最近胃の調子が良くて、ようやくドリップコーヒーが飲めるようになってきた。
半年前は最悪で、コーヒーを見るのも嫌だったのに。
えっ、お酒? コーヒーが飲めない時にお酒なんて飲めるわけがない。


胃痛との付き合いは、およそ三十年ほど。
元々ストレスに弱かったオレは、時々襲い来る激しい胃痛でダウンを繰り返す。
十二指腸潰瘍になった時、オレはさすがに悟った。
仕事は適当にこなして、長生きする方を優先した方がいいんじゃないのか――と。


小説を書き始めたのは、その頃からかな。
肩から力が抜けて、どんな駄文を公開してもあまり気にならなくなった。
以前のオレだったら、某所企画なんて絶対参加できなかっただろう。
プライドをズタズタにされる厳しいコメントに、胃は悶絶死していたに違いない。


オレには家飲み話はできないが、最近日本酒について驚いたことがあった。
それは「ほとんどの日本酒は、人工的に作った乳酸を入れている」という雑誌の記事。
雑菌の繁殖を防ぐためには仕方がないことなのだそうな。
乳酸も一から作るのが生酛造り。胃の調子がさらに良くなったら、そんなお酒を楽しんでみたい。




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サライ 2019年 01 月号 [雑誌]

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[[今週のお題]]: なんでクラスのアイドルが俺に!?

今週のお題は『アイドルをつづる』とのこと。
もしかして、ライトノベルを書くこともその一つなんじゃないか?
――うちのクラスのアイドルが、なんで俺に!?
そんな男子生徒の夢を、文章でなら叶えることができる。


このストーリー展開はライトノベルの基本型の一つだが、オレはまだ書いたことがない。
だって、そんな経験したことないから。
それに、もしクラスのアイドルから声を掛けられたら、からかわれているとしか思えない。
オレの場合、バレンタインデーでからかわれた時のトラウマが発動してしまう。


まあ、もう時も経っていることだし、トラウマの払拭を目指して書いてみようかな・・・
このストーリー展開では、アイドルがモテない男子生徒に声を掛ける理由が重要になる。
誰もが納得できる理由は少ないし、すでにキミスイなどの作品で使われているからだ。
「クラスのアイドルものを書くとき」=「理由を思いついたとき」になるだろう。


某所の企画に参加した中で、そんなストーリー展開の作品はない。あえて近いものを選んでみると、
――『彼女はアトランティスの夢を見る
でもこの作品では、二人の接近のきっかけはヒロインの特殊能力だった。
それにしてもオレは委員長作品が多い(先日の企画でも)。なにかコンプレックスでもあるのかな・・・?




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[[今週のお題]]:コンマ数秒の逡巡

今週のお題は『#「迷い」と「決断」』とのこと。
オレは、日本で開催されることになったとある世界的イベントの時のことを思い出す。
売れ残ったチケットが、ネットで販売されていたのだ。
サイトにアクセスできた人だけ買える、という感じで。


なんとかチケットを確保したいオレは、ある作戦を実行する。
夕食を食べたらすぐに仮眠して、アクセス数が減る午前零時過ぎに賭けたのだ。
――深夜のポチポチ大作戦!
文字通り、深夜に一人、パソコンのマウスをクリックし続ける日々が続いた。


深夜というのに、なかなかサイトに繋がらない。
繋がっても見たい試合がリストにない。
リストに希望の試合があっても、決済サイトに進めない。
散々苦労したオレは、ようやく、やっとのことで、決済ボタンまでたどり着いた。


「えっ!? チケット一枚五百ドル!? ということは二枚だから・・・」
瞬間、かつてない速度でオレの中を思考が駆け巡る。
――高額チケット、家計の圧迫、観たい気持ち、今日までの深夜の苦労・・・
コンマ数秒だったと思う。最後は「このチャンスを逃す手はない」という気持ちが迷いを振り払った。


奇しくも現在、東京オリンピックのチケット抽選予約が行われている。
予約サイトがむちゃくちゃ使い辛くて、苦笑するたびにあの時を思い出す。
――チケットの総額は四十万円です。
どうせ当たらないからと今回全く迷いはなかったが、全部当たったらどうしよう・・・


<追記>
えっ? その高額チケットはどうしたのかって?
もちろん観に行った。今の天皇陛下もご覧になられたすごい試合だった。
でもスポーツって、心から応援しているチームの方が熱中できるというかなんというか・・・
小説もそうなんじゃないのかな。応援したくなるキャラ、書けるようにならなくちゃ。




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[[今週のお題]]:銀の寿司でも金の味

今週のお題は『母の日』とのこと。
今年の母の日は、日頃の感謝を込めて両親を連れて寿司を食べに行った。
クルクルと寿司の乗ったお皿が行き交うお店だったけど。
でも、近所では美味いと評判の、両親も納得のお店。


「やっぱ、ここの寿司は美味いなぁ。最近食べた寿司では一番だよ」
しみじみ呟くオレに、かみさんが目を丸くする。
「寿司ならゴールデンウィークに行ったじゃん。もっと美味い店に」
そうなのだ。でも、とある事情のため、オレは全く食べた心地がしなかった。その事情とは――


かみさんの親戚と行った旅行先で、オレは人気寿司店の順番待ちをすることになった。
しかし予定時間よりも早く席に案内されたオレは、ボックス席にぽつんと一人晒される羽目に。
――混み合う店内からの冷たい視線。タラリタラリと滴る冷や汗。
生きた心地がしない。皆が揃ってからも、オレは何を食べているのか全く分からなかった。


「なんだ、もったいない。せっかく遠出したのに」とかみさん。
でもそれはしょうがない。元々チキンということもあるが、状況がすべてオレに背を向けた。
親しい家族なら「遅いよ!」と怒りをぶつければ、店内の客に『オレは悪くない』アピールができた。
溜め込んだ感情は、「美味しい」という新たな感情を阻害することをオレは学んだ。


母の日の深夜、『新時代』企画結果が発表された。
参加二十作品中、オレの作品はなんと二位!
これは嬉しい! ついに、ようやく、やっとのことでメダル(それも銀色)を獲得した!
アイディア勝負で、小ネタを積み重ねた作品。なんともオレらしい気負いの無さが良かったのかも?




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