空がめっちゃ赤かった。
「オレの心は、この空のように赤かった」――と書けば普通の小説だろう。
「血を流すオレの心が宙をこんなに紅くした。心が闇に落ちたら、その時この世界は・・・」
これはヤバい。背筋がゾクゾクしてきて、なんだか病みつきになりそうだ。
いわゆるセカイ系と呼ばれる表現。
――あの日、私たちは、世界の形を、決定的に、変えてしまったんだ。
このセリフを聞いた時、オレは悟るべきだった。
某監督はセカイ系が大好きだということに。
もしかしたらホントになってしまうことなのかもしれない。
そう思わせてくれる不思議な魅力が、某監督のセカイ系には備わっている。
普通のフィクションなら、「まさか」と眉に唾をつけてしまうところなのに。
理系な人ほどそう感じる傾向があるかも、とオレは密かに思う。
某所の夏企画のテーマは、『太陽』『恐怖』『はじめての夏』『音楽』。
よく見たら、セカイに関わることばかりじゃないか。
それなら実行すべきことはただ一つ。
間に合うかどうかは分からないど・・・(マジでヤバイ。泣)
はてなブログ 今週のお題「空の写真」
boutnovelers.stars.ne.jp