つとむューニッキ

つとむューの日記です

[[今週のお題]]:史実を元にした映画

今週のお題は『最近見た映画』とのこと。
この半年間に観た映画で印象に残っているのは、史実を元にした次の二作品。
一つは『Fukushima 50』、もう一つは『ミッドウェイ』だ。
前者は七月にこのニッキで書いたので、後者について取り上げてみる。


『ミッドウェイ』は、その名の通り太平洋戦争ミッドウェイ海戦を描いたアメリカ映画。
コロナ第二波のGotoトラブルの時、「感染拡大防止か、経済か?」と騒がれた。
まるで、ミッドウェイ海戦時の日本海軍の選択のようだ――と。
それが大きく取り上げられるのかもと思っていたが、観てみると全然違っていた。


まあ、そりゃそうだ。アメリカ軍から見たミッドウェイ海戦なんだから。
空母は日本の方が多いし、アメリカの魚雷は性能が悪く当たっても爆発しない。
だから攻撃は急降下爆撃のみ。しかし上空には優れた日本の戦闘機が待ち構えている。
次々と堕ちていくアメリ爆撃機。これ、絶対無理だとオレは思った。


その閉塞状態を破ったのは、一人の天才パイロット――映画の論調はそんな感じだった。
暗号を解読した情報班も、重要な役割を果たす。
戦力差はまるで、デススターを攻撃する反乱軍のよう。
まさかスターウォーズは、この海戦がモデルってことはあるまい?


まあ、映画だから多少の演出はあるだろう。
が、オレの中ではミッドウェイ海戦の見方をガラリと変えてしまう作品だった。
真珠湾攻撃の日も日本は十二月八日だが、アメリカでは十二月七日だったりする。
それにしても史実を元にした映画は、結末を書いてもネタバレにならないのがいい。




はてなブログ 今週のお題「最近見た映画」

映画『ミッドウェイ』予告編